アレステア・レナルズ『火星の長城』

 正直に告白しよう!本書を購入したのは表紙の画がソニックダイバーに似ていたからである!!(おいおい…)
 この本は中短編集で、表題作「火星の長城」は「内惑星連合」に属する主人公ネビル・クラバインが敵対する「連接脳派」の居住地に和平交渉に行くというお話。おなじく収録されている続編の「氷河」もそうだが、短編の為どんでん返しは一回だけ。まあ面白い作品だとおもわれる。
 その他「エウロパのスパイ」「ウェザー」「ダイヤモンドの犬」を含め五作を収録。
(米)