閉鎖のシステム

閉鎖のシステム (富士見ミステリー文庫)

閉鎖のシステム (富士見ミステリー文庫)

暗闇の中で論悟、康一、香澄、教子は出会うが、迫る人影から逃げまわる様は、さながら乙一の小生日記のデパートの話を彷彿とさせ……、
というより、それぞれの理由があったにしろ、プラ―ザに閉じ込められてるんだから、小生日記とそこは同じか。
ストーリーはまあまあだが、なんと言ってもキャラクターのエロキューションがおもしろくて仕方がない。
特に、論悟は地の文だけでもおなかいっぱいになれるキャラでした。
戦闘シーンはこれまたいまいち、というよりこの薄さでキャラを出しすぎだと思います。
まぁ、60点ですね。作品として。
(大)