[読書]赤江瀑『花夜叉殺し』

花夜叉殺し (光文社文庫)

花夜叉殺し (光文社文庫)

人を狂わせる庭やら万葉集に取り憑かれたように執着する人間やら狂った建築家やらたくさん面白いものが出てくる短編集。
でも、ほとんどの短編が”二人が出会わなければこんな不幸な事が起きなかったのだ”ってどこかに入っていて最後は誰か死んで終わるのはちょっと萎えた。
オチを楽しむような作品集じゃないのかもしれないけど
(広)