レイモンド・チャンドラー『長いお別れ』

長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-1))

予習ってわけではないけれど。

往来でぐでんぐでんに酔っ払って、警官に連れられそうなテリー・レノックスが、なぜだか妙にかっくいい。
それこそフィリップ・マーロウよりずっと。

オチもいいなあ。
男は背中で泣かないとだ。

（久）