[読書]三津田信三『禍家』

禍家 (光文社文庫)

禍家 (光文社文庫)

 両親を交通事故で失った少年が、祖母とともに引っ越してきた家で怪奇現象に遭遇、問題の解決と真相の究明に乗り出すというお話。現象に遭遇しているのは主人公だけなうえ、祖母は迷信の類を信じない人。経済的事情もあって原因究明ができないとこの家から出られないという状況。
 得体の知れないものが迫ってくるシーンとかが個人的には好き。ラストの落ちが非常に笑った。