[読書][SF]アレステア・レナルズ『銀河北極』

銀河北極 (ハヤカワ文庫 SF レ 4-4 レヴェレーション・スペース 2)

銀河北極 (ハヤカワ文庫 SF レ 4-4 レヴェレーション・スペース 2)

 冷凍睡眠中の植民者を運ぶ旅客船の船長である主人公。航行の途中、彼女の船は宇宙海賊に遭遇、部下を失った上200名の船客を連れ去られてしまう。船客を連れ戻し、裏切った部下に復讐するため、彼女は追跡を開始する…
 こんな感じの表題作、『銀河北極』をはじめ五つの短編を収録するレヴェレーション・スペースの第二段。にしてもこの表題作、大風呂敷広げすぎ。主人公の追跡劇は40000年近くに及ぶし、半径一万光年を制圧する元テラフォーミング用のマシンとか…いったいどうゆう原理で移動してるんだろう。
(米)