舞城王太郎『山ん中の獅見朋成雄』

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鬣生やした少年獅見朋成雄が親友のおっさんモヒ寛が殺されそうになったことから話は展開していく。
森の木々の枝の中にトンネル作ってたり、美女の背中に人肉料理乗っけて食べたり、変なコミュニティがあったり、荒唐無稽っていったら言い過ぎかもしれないけど、なんだかね。
そんな変なもんをすべて受け入れることができる性格な成雄。それが故にか運命や出来事に身を任せて自分からはなにか決定的な変化を与えようとはしないんだろうなと感じた。コミュニティの施設から逃げるときにウサギって娘との会話で、ウ・そこ直していこか?成・おk的なとこがあったけどそういうことかな、違うかもしれないけど。
(寛)