バリントン・ベイリー『時間衝突』

時間衝突 (創元推理文庫)

時間衝突 (創元推理文庫)

 今度は紹介文はあったけどイメージがなかった…これはきっと(米)に恨みを持つ誰かの陰謀…
 気を取り直してこのブログに来る人には説明の必要がない作品第五弾。異星人の襲来により文明の遺産が失われ、エリート集団「タイタン」によるファシズム体制が敷かれる世界。主人公は襲来した「異星人」が実際には地球上において未来から過去に向かう時間軸の中の存在であることを突き止める。ついでその時間軸と人類が存在する時間軸とが衝突することが明らかとなり、それをめぐってさまざまな事態が発生する。
 設定が荒唐無稽なので話を追うのが大変だった。あと、現実の事象を風刺したと思われる表現があったが、(米)の不明により解説不能。あとこの「タイタン」ってもしかして…
(米)