野尻抱介『太陽の簒奪者』

太陽の簒奪者 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

太陽の簒奪者 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

 西暦2006年、水星から打ち上げられた物質が太陽を囲む巨大なリングを形成、地球は日照量の減少にさらされる。で、主人公がそのリングの除去に取り組んでみたり、そのリングを作った地球外生命体とのコンタクトを試みてみたりというのが本書のあらすじ。
 ラストのあたりの異星人とのコンタクトでの異星人が太陽系を目指した理由のあたりが個人的には面白かった。