ルイスキャロル「不思議の国のアリス&鏡の国のアリス」
目覚めは朝までお預けで。
- 作者: ルイス・キャロル,Lewis Carroll,脇明子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/06/16
- メディア: 単行本
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- 作者: ルイスキャロル,Lewis Carroll,脇明子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/11/17
- メディア: 文庫
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あまりにも有名で、様々な作品に影響を与え続けるアーキタイプの物語にして壮大な夢オチ文学。
ファンタジーではよく見かける“奇妙で理不尽なルール”の完成度は高い。また世界観の構築について大変参考になります。
それから、けったいな(注:褒め言葉)クリーチャー群は今尚、異形好きの心を擽ります。個人的には鏡の国の方が好み。
二次創作的にプロットや名前、キャラ配置が採用されることが多い。よって、分類するのが結構楽しい。
蛇足
・何度となく再版される普及の名作。よって入手難度は個々の出版社の隆盛に左右される。
・再放送でよく見かけるミュージカル仕立てのアリスはかなり秀逸。
・ジャバウォックやらバンダースナッチやら、その物語に反して凶悪なクリーチャーが多い。素敵だ(ぉ
・ダークアリスはゴスロリとゆー話。や、私が言い出したんじゃないですよ?(F)