ジーン・クレイグヘッド・ジョージ『誰がコックロビンを殺したの?』

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よくもまぁ遠回りしたもんだなぁ、と。

さて、今週の一冊

だれがコックロビンを殺したの?

だれがコックロビンを殺したの?

ジャンルは児童書、の筈。
ある日、環境問題に取り組むことを政策に掲げる市で、一匹のコックロビンが死ぬ。
その死を巡って、人々が調査したり、責任を擦り付けあったり、保身や対策に追われる話。
児童書の割に(いや、だからこそかも知れないが)、シビアな内容になっている。
道徳的・教訓的な話を脇に置くにしても、良作。
私的には環境問題よりも、事件によって揺れる人間関係の方が重点になっている気がする。

蛇足
・市販は微妙。図書館や児童施設に置いてありそう(偏見)。
パタリロに関しては懐かしのアニメ特集で見ただけ。
・しかし、あの音頭は脳内でリフレインして困ります。
・これを読んで初めて、マザーグースだと知る。調べるって大事だね!(ぉ
・でも、肝心なのは「誰が殺したか」じゃなくて「それじゃあ、どうしようか」のよーな気もします。
(F)