ジーン・クレイグヘッド・ジョージ『誰がコックロビンを殺したの?』
雑談のネタ←雑誌記事←アニソン←図書←マザーグース。
よくもまぁ遠回りしたもんだなぁ、と。
さて、今週の一冊
- 作者: ジーン・クレイグヘッドジョージ,Jean Craighead George,グループロビン
- 出版社/メーカー: ゆうエージェンシー
- 発売日: 2000/11/01
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
ジャンルは児童書、の筈。
ある日、環境問題に取り組むことを政策に掲げる市で、一匹のコックロビンが死ぬ。
その死を巡って、人々が調査したり、責任を擦り付けあったり、保身や対策に追われる話。
児童書の割に(いや、だからこそかも知れないが)、シビアな内容になっている。
道徳的・教訓的な話を脇に置くにしても、良作。
私的には環境問題よりも、事件によって揺れる人間関係の方が重点になっている気がする。
蛇足
・市販は微妙。図書館や児童施設に置いてありそう(偏見)。
・パタリロに関しては懐かしのアニメ特集で見ただけ。
・しかし、あの音頭は脳内でリフレインして困ります。
・これを読んで初めて、マザーグースだと知る。調べるって大事だね!(ぉ
・でも、肝心なのは「誰が殺したか」じゃなくて「それじゃあ、どうしようか」のよーな気もします。
(F)