名簿作成中

一ヶ月に一回だけある特殊演習という非常にいかがわしい名前の授業に出てきて部室に来てみたら誰もいなかった。夜はまだまだこれからだと言うのになんて事だ。やっぱり書くことが無いからまた事務的な連絡でもする。名乗れとか言われたけど、まあ一人ぐらい名乗らない奴がいてもいいと思うんだ。

先日学生部辺りからサークル更新手続きの書類を貰ったのでGW明け付近を提出の目処に作っているのだけれど、サークル部員名簿の書類が一人一人学籍番号等を書き込まなきゃいけない。出来る事ならGWに入る週末までにこの書類を済ませたいので書いていない人はBOXの方まで来て下さいな。ついでに五月末に予定している合宿の出席も取りたいから五限終わりに来てくれるととても助かるかな。


そして本の話でもして終えてようか。

コンスタンティノープルの陥落 (新潮文庫)

コンスタンティノープルの陥落 (新潮文庫)

この前うちのサークルのえらい人から借りた炎の門―小説テルモピュライの戦い (文春文庫)を読んで自分の中の歴史小説好きが再燃中なのだが如何せんまだこれは読み終わっていない。でもとりあえず何か書きたいからこの辺りでも書こう。塩野七生というと現在書いている大長編「ローマ人の物語」がそろそろ終りそうな人で有名だけど貴重な地中海歴史小説分を手軽に取るにはこの辺がちょうどいいと思うよ。
テルモピュライの戦いもだけど戦史上ありえないほどの劣勢の戦争と言うものが結構ある。コンスタンティノープル陥落なんかはまさしくその一つだけどローマ帝国完全滅亡という要素もあるから歴史オタクには教科書の文面を読むだけで堪らないのにそれが小説になっているからもう止まらない。妙に男同士がくっつくけどそれだって気にならない。あまり縁の無いオスマン帝国側の話や当時の国家間の利害を相関図にしてみて考えたりと楽しむ余地がたくさんあるね。
その後に続くロードス島攻防記、レパントの海戦と三部作の一つではあるけどどれもいい雰囲気が出ている。やっぱり地中海はいいな。