Always Sex or Violence
毎日更新が目標と言うので未だ新居にネットの繋がらない私が更新しますよ、と。話す事も無いし今年の夏ASOVの話でもするかな。
ASOVとは以前にも説明があったようだけど年数回発行する企画本の事で、今年も夏コミを目標に作る予定だけどまだ内容が決まっていない。何かやりたいことがある人がいたらコメント欄にどうぞ。特に誰も無いようなら今の所上がっている山田風太郎の忍法帖特集になるから。奇想コレクションの書評の増補も予定しているけれど新刊自体が出てないから確定とは言いがたい。
他にも日本ファンタジーノベル大賞特集をやりたいという声も挙がっているけど絶版が多いのでどうしたものやら。
みんな書いているようだから私も何か本の話でもしておこうか。
- 作者: 高木彬光
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/04/12
- メディア: 文庫
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最早呼ばれる事のない日本三大探偵の明智小五郎、金田一耕助、そして神津恭介。神津恭介だけ今の世の中に知られてないような気がするがその人が義経=チンギスハーン説を資料から推理して証明していくと言う探偵物だけどミステリかどうかは難しい一冊。特に人も死なないけれど証拠を集めて犯人を追い詰めるノリで歴史の謎を詰めていくのが非常に斬新に思えた。個々の検証は実際には無理があったりするけれど読んでいる間はテンポ良く読める辺りさすが名探偵、説得力がある。
そういえば部室に棚が欲しい。もっと欲しい。なあスズキ、そう思わないか。