禅銃〈ゼン・ガン〉

パウトが禅ガンでとある娘の乳首を撃つシーンが頭の中にこびりついていて、
まっとうな感想が書けないかもしれないと不安になりつつ、「禅銃」の感想です。禅ガンの正しい使い方を学んでいくお話だと解釈したら間違っているのでしょうか?
まぁ、全体にいえることは動物が多すぎっていうのと、禅やら小姓やら『間違ったジャポニズム』満載の作品ですね。
歪んだ日本観が好きな自分としてはそこだけでおなかがいっぱいなのですが、
作中ででてくる後退理論というのがいまいち理解できなかったというか、いつものパターンというか、
自分の理解力のなさに相変わらず忸怩を感じずにはいられませんでした。
人口減少が問題化してるとか、人間ぽい動物で構成された宇宙軍とか、気違った美容整形とか全然触れないあたりが、自分らしいといえばらしいような。