小玉 武「洋酒天国」とその時代

『洋酒天国』とその時代

『洋酒天国』とその時代


「夜の岩波文庫」と編集長だった開高健が自称した『洋酒天国』の、執筆者や編集者やカメラマンやイラストレーターや舞台など、周辺の人や場所を1つずつまとめることで昭和30年代全体を描いた本。
サントリーのPR冊子のはずなのに、PRよりもむしろ内容を高めることで、逆に宣伝になるというすごい冊子だったんだなぁ、洋酒天国って。
うちの同人誌も、「SF研の幻冬社文庫」を目指してがんばろうと思った。


(久)