志方あきこ『RAKA』

RAKA

音楽タグがあってよかった。

最近BOXに流れるBGMには通常のアニソンの他にヒーリング、民俗音楽っぽいの、多重音声、高音域という方向性の音が何人かの趣味で増えてきている。
きっとみんな疲れているのよね。
そういった流れを強化するためにも買ったばかりのこれを真っ先に部室に持っていったよ。

サンスクリットなどのマイナー言語やバグパイプが良く合う雰囲気、癖になる独特の歌声の多重音声が如何なく発揮されている。
作り手側が表現したい世界観があるのだと良く分かるが特にこのセカンドアルバムはあまりに強くそういう面を打ち出している。
そういうものに違和感無く適応できるなら大変いい気持ちになるから気になる人は一度聞いてみるといいと思うよ。
アヴェマリアが入っているのは普通に噴出した。

みんなが大好きなゲーム『アルトネリコ』の主題歌やら挿入歌で有名になったと思うけど、今にしてみると逆にこのゲームが志方あきこ等の広告宣伝塔になった感が否めない。
ゲーム自体は10万本程度の売上だったと思うが、その内どれだけが主題歌の謳う丘のフルアレンジが入っているってだけでこれを買うかと思うと眩暈がする。