川又千秋「三百字小説」

読むのが義務か、書くのが義務か。
さて、今週の一冊。

三百字小説 (ワンショット・ノベル)

三百字小説 (ワンショット・ノベル)

ぴったり、300文字に収めたSS――<ワンショット・ノベル>を集めた短編集とのこと。
前半は作者の、後半は読者から募集したもの。肝心の内容はというと、可も無く不可もなくアイデアはいいけど…という具合。
全68編中3、4編ぐらいは面白かったものの、あとは、こう、いまひとつで残念でした。
ほんとささやかなエピソード集という向きなので、ものの30分もしないで読める。早すぎて、読むタイミングに苦労するかも知れません。
蛇足
・手にするのは少々、困難?
・近くの棚に400字小説というのもありました。こっちはアンソロジー
・この文章も、300文字に揃えていたり。(F)